以前、うさぎさんについて良く聞かれることをこちらの記事で紹介させていただきました。
このブログ内では1番良く読んでもらえている記事です。
今日はその第2弾を書きたいと思います!
前回はうさぎさんを飼っていない人からの質問を中心に書きましたので、今回は少し踏み込んだ内容にしました。
これからお迎えしようとしている人の疑問に答えられるような内容になっていると思います。
ぜひ、参考にしてみてください!
- うさぎさんを本格的にお迎えしようか迷っている
- 一緒に過ごす雰囲気が知りたい
ウチのうさぎさん、奏(かなで)くんの様子を例にしながら解説します。
疑問編
- どこでお迎え出来るのか?
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ペットショップや専門店、ブリーダー、保護団体からお迎えすることができます。
私が奏くんをお迎えしたのはホームセンターのペットショップでした。
比較的安価でお迎え出来るのですが、うさぎさんの詳細が分からないこともあります。
一応ネザーランドドワーフとして販売されていましたが、性別と誕生日くらいしか詳細が分からない状態だったので、もしかしたら雑種の可能性があるかも知れません。
血統書付きのうさぎさんなどを希望される場合は、専門店やブリーダーさんからお迎えするのが良いです。
ちなみに、保護団体とは多頭飼いの崩壊で生まれてしまった迷いうさぎさんや捨てられてしまったうさぎさんを保護してくださっている団体です。
定期的に譲渡会やトライアルなどを行なっているので、一緒に生活していけるかを事前に確認できます。
お迎えする側だけではなく、うさぎさんにとっても素晴らしいことだと思います。
- うさぎはなつくのか?
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個々の性格によりますが、慣れてはくれます。
うさぎさんは基本的に警戒心が強く、強いストレスが命に関わってしまいます。
そのため、すぐになつくというのは難しいですが、一緒に過ごしている内に、だんだんと飼い主の匂いや環境に慣れてきてくれます。
たくさん撫でてあげたり、ご飯やおやつを与えるとより信頼感を持ってくれやすいです。
奏くんも最初は緊張していましが、9年間一緒に過ごした今は、撫でると気持ちよさそうにリラックスしてます。
また、私が旅行で不在の時、母が面倒を見てくれていたのですが、定期的に立ち上がってキョロキョロするなど私のことを探してくれていたとのこと。
時間をかけて信頼を積み上げることが大切です。
- うさぎの臭いや鳴き声はどうか?
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うさぎは基本臭いませんし滅多に大きな声は出しません。
うさぎさんは牧草が主食なので普段臭いは気にならないです。
ただし、排泄物は臭いますので、トイレやケージの掃除は毎日行う必要があります。
また、声帯がなくワンちゃんやネコちゃんのような鳴き声はありません。
感情表現などは主に鼻を鳴らして「ブーブー」「プウプウ」といった音を出します。
まれに、「キーッ!」という大きな鳴き声をあげますが、これは「痛い」「苦しい」という悲鳴に近い表現です。
この声をあげさせないように普段から体調に様子を気を付けていきたいですね。
心配編
- 病院には定期的に連れて行くべきか?
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定期検診は必要です。
子うさぎの内は特に体調を崩しやすいので、定期的に診てもらうことが大事です。
また、抱っこが苦手なうさぎさんは爪切りをしようとすると暴れてしまうことがあるため、双方の安全のためにも病院でしてもらうことをお勧めします。
奏くんの場合、月1回程度で爪切りと定期検診を兼ねて通院しています。
最近、体調不良で病院へ連れて行ったことを書いていますのでご参考ください。
- 予防接種はするのか?
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今のところしなくても良いとのこと。奏くんはしていません。
海外では予防接種を行う国もありますが、日本では行なっていないとのこと。
基本あまり外に出ないので、ウイルスなどを持ち帰る危険は低いのですが、室内だとノミやダニが付く危険性があります。
ちなみに、ノミ・ダニ予防には適度に日光浴をさせると良いです。
- 去勢や避妊手術はさせるべきか?
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繁殖させないなら行なった方が良いです。
病気を防いだり、問題行為(噛み付きや威嚇、オスのマーキング)を抑えることができるので推奨されています。
ただし、手術によるリスクもあるので、うさぎさんの年齢や体質を信頼できる病院で良く相談して行うようにするべきです。
なお、奏くんはあまりマーキングも酷くなく、去勢の必要性を知ったときにはある程度年齢を重ねていたので、結果していません。
まとめ
今回はうさぎさんのお迎えをするにあたっての疑問として、前回よりも深い内容を書きました。
うさぎさんは本当に可愛いです。
でも、そのコによって病気になりやすい体質であったり、避妊や去勢の手術も必要で医療費がかかります。
定期検診や爪切りなど適度な通院も必要です。
これらの費用が負担できるかどうかもお迎えするポイントとして見てみてください。
ちなみに、経済的な部分では問題がなくても、主食である牧草の臭いや粉塵で鼻がムズムズしてしまいお迎えできないケースもあります。
うさぎさん自身だけでなく、牧草についてもアレルギー検査を受けると良いですね。
最後に、冒頭でうさぎさんをお迎えする方法を紹介しましたが、もしも私が新しいうさぎさんをお迎えすることとなった場合、保護うさぎさんをお迎えしたいと考えています。
今はお迎えできない方も、小額での寄付や物資を送ることで支援ができます。
辛い環境で生きてきたうさぎさんが少しでも幸せになれるといいですし、正しい知識を持ってお迎えしてくれる方が増えることを願っています。
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