人間同士、体調が悪ければ「お腹が痛い」とか「気分が悪い」と、言葉で伝えれば相手に不調を訴えることができますよね。
でもそれは人間だからこそのコミュニケーショであって、他の動物さんではそうは行きません。
特にうさぎさんは鳴かないので、人間がその意思を感じ取るのは難しいと思います。
※声帯が無いため、「プゥ、ブゥ」と鼻を鳴らすことはあります。
奏くんとは9年の付き合いになりますが、その中でも不調になったことは多々ありました。
そこで今日はこれまでの経験からうさぎさんの不調を見極めるポイントを書き出して行きたいと思います。
注意としては、これは個人の経験でさらに奏くんの場合なので、他のうさぎさんには当てはまらないことがあります。
- うさぎさんが体調不調か分からなくて不安
- 自分のうさぎさんと症状を比べたい
奏くんの不調歴
3歳、5歳、7歳とこれまで2年おきぐらいで体調が悪くなっています。
主な症状は、食欲が落ちて排泄がうまく行われないことで、
時期としては、冬〜春、夏〜秋の季節の変わり目によく起こりました。
流石に9年も一緒にいると大体のパターンが分かって、「季節の変わり目はよく注意してあげよう」と心構えもできるのですが、3歳で初めて体調不良になった時にはかなり狼狽えてしまいましたね。
いつもと違う変化について
ここからは、実際奏くんが体調不良になった時の様子とその前触れなど実例を交えて書いていきます。
食事の様子
まず、いつもと同じ量のペレットなのに明らかに残しているんですよね。
牧草も食べている様子がなく、大好きなおやつ(乾燥パパイヤやパイン)をあげても食いつきが悪いし、要らないとばかりにプイッとされてしまいました。
味の好みが変わったことも考えましたが、あまりにもいきなり過ぎでしたし、ペレットだけならまだしも、与えている食べ物全てを拒否するのはおかしいと感じました。
フンの具合
食べなくなると当然排出の量も減ります。
フンの大きさは小さくなるし、量は少なくなりました。
奏くんの場合は食べてないからこそのフンが減る症状でしたが、食べているのにフンが少ないと、体内で詰まってしまっている可能性があります。(鬱滞や腸閉塞)
どちらにせよ、うさぎさんの場合は特にトイレは毎日のチェックが欠かせません。
振る舞い・寝姿
普段うさぎさんは「香箱座り」と言って手足を体の下に収納する座り方(?)をしています。
時々リラックスしていると、お腹を見せるように横になったり、地面や床にお腹をつけて手足を投げ出して寝転ぶ姿を見ることができます。
しかし、注意しないといけないのは、本当にリラックスしての姿なのか、ということです。
身体は横になっているのに、耳はピンっと立ったまま、目が大きく開いた状態、鼻はヒクヒクと激しく動いている、こんな様子が見られたら、それではリラックスというよりかなり緊張している証拠です。
大きなストレスを感じていたり、痛みに耐えていたりなど様々な不調が考えられます。
不調に気づいたらどうすれば良いのか?
1番良いのは「早く病院へ連れて行ってあげること」です。
私はブリーダーでもなく素人ですし、出来ることといえば、声をかけてあげる、撫でてあげることぐらいでしたので…。
ちなみに、食欲不振になってしまった時は、病院で診てもらい処方されたお薬を飲ませたところ、徐々に食欲が戻りフンも出るようになりました。
これまで何度も病院のお世話になりましたが、おかげさまで今日まで元気に過ごせています。
あの小さな身体では、少しでも胃腸の調子が悪いとすぐに全身の症状に影響してしまうので、早めの行動が良かったのでは無いかと思います。
まとめ
今、奏くんは9歳という高齢を迎え、これまで以上に普段の食事や排泄、休んでいる様子を頻繁にチェックするようにしています。
人間同士でも、普段一緒にいるからこそ分かる体調の変化などはありますが、うさぎさんも同じく、大事なのはいつも見ていてあげることだと思います。
自分から訴えることができないのであれば、こちらが小さな変化に気づいてあげて、ちょっとでも変と感じたらすぐに行動できるようにしたいですね。
ちなみに、最近は例えリラックスしてて横になっているとしても、何か不調があるのではと心配になってしまします。笑
あまり心配しすぎては、そのマイナスな気持ちも奏くんに伝わってしまうと思うので、ほどほどにしたいと思います。
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