7月を迎え、いよいよ夏が近づいてきましたね。
うさぎさんは全身を毛に覆われているので猛暑への対策が必須です!
そこで今日は、うさぎさんが夏を快適に過ごせるよう
実際に使用・活用しているグッズや方法を紹介しています。
- 夏に備えてうさぎさんの環境を整えたい!
- うさぎさんの暑さ対策について注意点などを知りたい!
ペット用のグッズ以外にも役に立つものが知りたいよ~
日用品も含めて紹介します!
うさぎの飼い方で重要な温度設定について
うさぎにとって快適な温度
暑さ対策する上での基本知識として、
まずはうさぎさんにとって快適な温度を確認!
私が奏くんをお迎えしたお店で言われたのは、
「18℃~22℃」とかなり低めでしたが、
基本的に人間が快適とする気温設定で良いようです。
具体的な温度・湿度の範囲は以下の通りとなります。
温度 | 15℃~25℃ |
湿度 | 40%~60% |
この表ではかなり広い範囲となっていますが、
実際は体調や年齢を加味して都度調整します。
暑さの判断基準
ちなみに、私が実際に活用している判断基準は
「うさぎさんの耳が熱くなっていないか」です。
実は、うさぎさんの耳は温度調整の機能を担っています。
毛細血管が集まっているので、暑い時には
血行を活発にし、熱を逃がそうとするため
熱くなったり赤くなることが確認できます。
うさぎ用の暑さ対策グッズ
ここからは、暑さ対策のために必要なグッズや
活用できるグッズを紹介しています。
冷房機器を併用
体毛のあるペットを飼っているのなら、夏場はクーラー必須です!
そもそも、快適な温度が高くても25~26℃なのに
日本の夏は40℃近くまで上がることもあります。
つけたまま方が安く済むこともあるので
思い切って夏の間はクーラーを稼働させておきましょう。
とはいえ、ガンガン冷やすだけでは効率が悪いし
急激な気温の変化はうさぎさんが体調体調不良を招くため
他の冷房機器等を併用して調節しましょう。
ペット用の小型冷風機はケージのそばにも置きやすく、
うさぎさんの周辺を涼しく保つことができます。
以前6畳用の冷風機を使用していましたが、奏くんにうまく冷風が当たらず苦労しました。小さいものの方が位置調整がしやすいですね。
ひんやりする敷物を置く
冷房で部屋の空気を冷やすだけでなく、
体に触れる冷たい敷物を用意してあげると
うさぎさんが自分で体温調節できます。
冷たい敷物は、布製・アルミ製・石製など
種類が豊富なのでうさぎさんに合ったものを選びましょう。
20cm大くらいのものであれば、1,000円以内で買える安さです。
その分替えが効き、予備も持てるし、洗濯機で洗えるのが便利ですね。
ただし、かじり癖のあるうさぎさんは、
切れ端を食べてしまう危険があるので取り扱いには注意が必要です。
ちなみにニトリでは、ベッドシーツで有名な
「Nクール」のシリーズとしてペット用の商品も展開しています。
金属なので布製より冷却効果が高い分値段は上がりますが、
それでも2,000円程度で買えます。
替えが効き、複数買ってもさほど負担にはならず、汚れても拭き取りができます。
また、数枚の板が繋がったタイプは、折りたためて収納も楽です。
上記の商品は私が実際使っているものです。
1部だけ壁のように立てて、横腹も冷やせるようにしています。
また、板1枚のタイプは凹凸がないので爪が引っ掛かる心配がありません。
ただし、ふちに滑り止めの樹脂加工がされているものは、
かじり癖のあるうさぎさんは注意が必要です。
布製と同様、破片を食べてしまう危険があるため気を付けてください。
カインズでLサイズのアルミプレートを買ったのですが、ふちの樹脂加工を奏くんがかじってしまって大変でした。
アルミよりも低温を維持する時間が長く、
丈夫で高い耐久性を持ち、さらに水洗いもできます。
ただし、石ですから重量がありますし、
3種のうち冷却効果が一番高い分値段も高いです。
特に「大理石」、続いて「御影石」のタイプは熱伝導率が高く、
より冷却効果に優れているので、20cm大くらいのものでも4,000円はします。
「天然石」や「人工大理石」であれば、
アルミプレートより少し高いか同等くらいの金額で購入できます。
どの敷物も、使用しない時期は
しっかりと洗ってからしまってくださいね。
日用品での寒さ対策
ここからは、私たちが普段使っている
日用品で活用できるものを紹介します。
保冷剤、アイス枕で冷やす
冷凍庫で凍らせて(冷やして)おき、
ケージの上やすのこの下に設置します。
ケージの上に置けば冷気が下りていきますし、
すのこの下ならより近い状態で冷やすことが出来ます。
その際、水滴での濡れを防ぐためタオルや布で巻いておきましょう。
また、保冷剤などがない場合、
水を入れたペットボトルを凍らせてもOKです。
凍らせた保冷剤は、夏場に奏くんを病院へ連れて行くときのキャリーバッグにも入れています。
除湿器で湿度を調整
湿度が10%高くなると、温度も1℃高くなるとされており、
除湿をすることで体感温度を下げることが出来ます。
前述のとおり、快適な湿度は40~60%なので
高温多湿な日本ではぜひ活用したいところです。
遮光カーテンやサンシェードで日差しをカット
熱も冷気も窓から入ってきます。
これはガラスの熱伝導率が高いためで
せっかく冷やした室内にガラスが熱を通してしまわないよう
窓には遮光カーテンをつけましょう。
日差しと熱を遮断してくれます。
また、あわせて窓の外側にサンシェードを設置すると
日差しと熱が入ってくるのをより防げます。
以下は私が実際使用している商品です。
こちらのシリーズは遮熱効果49%、UVカット98.7%、
さらに撥水効果もあり抜群の機能性です。
実際に私は濃茶色を使用していますが、
冷房の効きが良くなったのと、目隠しにもなり
防犯グッズとしても便利でした。
まとめ
高齢期はもちろん、若い時期でもうさぎさんは
急激な温度変化によって著しく体調を崩すことがあります。
電気代などの費用が重なるのは正直苦しいところですが、
急患で病院へ行くことなってしまう方が大きな痛手です。
また、最悪体調を崩してそのままお別れとなってしまうことも…
自分のうさぎさんが、無事夏を乗り切れるために、
しっかり対策をとることが飼い主の責任でもあると思っています。
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