みなさんは、うさぎさんをお迎えする上でまず最初に用意すべきものはなんだと思いますか?
正解は…ケージです!
『室内で放し飼いにするならいらないんじゃない?』
そんな考えを持つ方もいるかと思いますが、ケージの設置はうさぎさんが安らぐスペースとして必要です。
今日は実際にうちの奏(かなで)くんを例にとり、長年愛用しているケージを紹介していきます。
- うさぎさんをお迎えするためケージ選びの参考にしたい
- すでにうさぎさんと暮らしているが、買い替えを検討している
良いケージとは?
まずケージを選ぶ際の注意点について解説します。
以下のことをポイントにすると良いです。
- うさぎさんの体型に合っている
- 掃除がしやすい
- 丈夫である
順番に見ていきましょう。
うさぎさんの体型に合っている
ケージ内は、うさぎさんが快適に過ごせる環境であることが大事です。
うさぎさんによって体型が異なるので、そのコにあったサイズを選んであげましょう。
うちの奏くんをはじめとする、ネザーランドドワーフは基本的に大人になっても小さいままの体型ですが、成長に伴い体型が大きくなる種もあります。(ミニウサギなど)
子うさぎの時に選んだケージは、大人になるにつれ合わなくなることがあります。
室内スペースの問題もありますが、可能であれば初めから大きめのサイズを選んであげると安心です。
ネザーランドドワーフについてはこちらの記事で紹介しています。
掃除がしやすい
うさぎさんの環境を整えるために、ケージは清潔であることが大事です。
汚れが多く不衛生だと、うさぎさんの体調にも関わります。
ケージを選ぶ時は、部品が取り外せるなど洗いやすいものが良いですね。
折りたたんだり分解できると、運ぶ時にも便利なのでオススメです。
丈夫である
子うさぎの頃は、ケージ内で飛んだり跳ねたりとかなり活発な動きをします。
またケージの柵をかじったり、足ダン(スタンピング)をするので、丈夫でないと壊れることもあり注意が必要です。
足ダン:うさぎさんが後ろ足を強く地面に叩きつけて大きな音を出す行為。主に警戒する際に行うが、飼い主に対する意思表示の際にも行うことがある。
おすすめのケージについて
我が家で使用しているケージはこちらになります。
ちなみにもう少し大きいサイズはこちら↓
奏くんをお迎えしたホームセンターで購入しました。サイズは「S」の方です。
9歳となった今でも壊れることなく使い続けています。大きさも奏くんに合っているようです。
うさぎさんをお迎えするときは、事前に購入するか、お迎えするところで揃えることをオススメします。
メリットとデメリットについて
さて、いろんなケージがある中でオススメを紹介しましたが、良いと思ったところと微妙と思ったところを解説していきます。
メリット
- 分解できる
- キャスターが付いている
- ケージ下が引き出し式になっている
前述の通り、分解できるのは掃除しやすい点と持ち運びしやすい点で高ポイントです。
また、キャスターがついているのはそのままの形で動かしやすいので、うさぎさんが入ったまま移動もできます。
さらに、ケージ下にある引き出しが牧草やフンなどのゴミを受け止めてくれるので、ここでも掃除のしやすさが目立ちます。
※うさぎさんはトイレ以外のところでよくフンをします。これはナワバリを示すためで、しつけができないというわけではありません。一種の習性のようなものです。
床材であるすのこも取り外しができるので、ケージを丸ごと洗うのが大変な時でもすのこだけでも洗えるのが嬉しいですね。
ちなみに、すのこ単体でも購入できるので、私は対で2セット買っています。
割れたり欠けたりしても、替えを購入できるのがありがたいです。
Mサイズ用のすのこはこちらです。
デメリット
- 重さがある
- 組み立てが面倒
- 汚れがたまりやすい
このケージは周りの柵部分が鉄製で、下の引き出し部分がプラスチック製となります。
それぞれを取り外すことができるので便利な分、その後組み立てる手間があるのは難点です。
鉄製の柵部分は丈夫ですが重さもあり、人によってはデメリットに感じるかもしれません。
また、組み立てる際のジョイント部分が溝になっているので、汚れが溜まりやすいです。
細かい牧草などが入り込むので、定期的に掃除が必要となります。
ケージ内のレイアウト
うちの奏くんの場合、ケージは写真のようなレイアウトを採用しています。
ケージにセットしているものは以下の通りです。
- 角隅にトイレ
- 側面に水飲みボトル
- 側面にかじり木
- 外側にペットヒーター
- 牧草は空いているスペースに敷くように配置
水飲みボトルやヒーターを内側に取り付けるとケージ内が狭くなってしまうので、可能な限り外側にセットしています。
ケージ内にセットするものは、トイレ・かじり木・夏場用のアルミプレートです。
また、牧草は基本的に食べ放題なので、ケージのどこにいても自由に食べられるように場所を決めずに盛っています。
ただこれはケージ内の掃除が大変なので、清潔さを保つ面では、場所を取りますが器に入れてあげることをオススメします。
ちなみに、うさぎさん用トイレについてはこちらで紹介しています。
ペットヒーターについてはこちらをご覧ください。
まとめ
うさぎさんのケージは様々な種類があります。
据え置きすることがほとんどですが、引っ越しや帰省時にケージごと移動する機会もありますので、ご自身のライフスタイルに合ったものを選ぶようにしてください。
でも一番はうさぎさんの過ごしやすい環境を作ることがメインになるので、できれば大きめのサイズを選ぶと無難です。
普段室内で放し飼いする方も、就寝時や大掃除、防火装置の点検などで業者が出入りする時などはうさぎさんの避難場所にもなるので、ぜひケージを活用してみてください。
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