みなさま、毎日お疲れ様です。
シルバーウイーク真っ只中にこの記事を書いています。夏が終わり、秋が深まってくると暑さが減るのは嬉しいのですが、その分夜の時間が長くなることで考えに耽る時間が増えるというもの。
色々と考えることが多い中で、良く悩むのは「続かない自分が嫌になる」ということ。昔から何かを始めても長く続かない自分にコンプレックスを抱えている人は多いのではないでしょうか。
悩める人せっかく始めたことがなかなか続けられない…



「続かない自分」を肯定できるようになる考え方と本を紹介します。
私自身もそうなのですが、「飽きっぽい性格を直したい」「興味がすぐ移ってしまう」 そんな悩みを抱えて、克服する方法を検索している人は、きっと少なくありません。
新しいことに挑戦しても、気づけば熱量が落ちてしまう。 趣味も、仕事も、推し活でさえも、ずっと同じ熱量で続けられない。 「意志が弱いのかな」「飽きっぽいのは欠点だよね」と自分を責めてしまう—— そんな時期が長く続いました。
でも、ある日図書館で偶然手に取った 『マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法』 という本が、私の考え方を大きく変えてくれたんです。
この本は、 「続かない」「興味が移る」「好きが増える」ことは欠点ではなく、特性であり強みである という視点を教えてくれた一冊でした。
興味が移ることは悪いことではなく、 人生のステージに合わせて“好き”が変わるのは自然なこと。 むしろ、さまざまなことに興味を持てる人は、 その分だけ人生の幅が広がる—— そんなメッセージが心に深く響きました。
この記事では、 この本を通して私が得た気づきや、 「続かない自分」を肯定できるようになった過程をまとめています。
- 始めたことが長く続けられない人
- 周りと比べて飽きっぽい自分に罪悪感を持ってしまう人
- 一つのことを極めなければいけないと思っている人
続かない自分に悩む理由は、誰にでもある


続かないことを「自分だけの問題」と思ってしまう理由
さて、まずは「続かないこと」に対する罪悪感について深堀りしていきたいと思います。
何かを始めても続かないと、 「自分は意志が弱いのではないか」 「飽きっぽい性格なのではないか」 そんな風に、自分だけが欠けているように感じてしまうことがありませんか?
私自身、続かないたびに 「また途中でやめてしまった…」と落ち込んでいました。
また取り組んでいることに飽きてくると、 それまでにかけた時間やお金がもったいないと感じてしまいます。 そのせいで、新しいことに興味を持つと、 「また途中でやめるのではないか」という罪悪感が生まれていました。
これは過去に何かをやめようとしたとき、 周囲の人から「せっかく始めたのに・やっていたのにもったいない」と言われた経験があり、 その言葉が心の奥に残っていたのだと思います。
その結果、 【ある程度の期間は続けなければいけない】【続けられている人は優秀で、続けられない自分は劣っている】そんな思い込みが、自分の中に静かに根づいていきました。
でも、続かない悩みは決して“自分だけの問題”ではないことがほとんど。 実は多くの人が静かに抱えている、とても普遍的な悩みだったりします。
SNS時代に増えた“比較による自己否定”
SNSが当たり前になった今、 私たちは毎日、誰かの「成果」や「継続」を目にしている状態なのです。
- 毎日の更新
- 資格勉強の進捗
- 副業の成果
- ダイエットの記録
こうした投稿は刺激にもなりますが、 同時に“比較の材料”にもなってしまいます。
「この人は続いているのに、私は続かない」 「自分はなんてダメなんだろう」
こんなふうに、心が静かに傷ついていきます。
本来、続けるペースも、興味の波も、 人それぞれ違っていて当たり前。でもSNSは、その違いを見えにくくしてしまいます。
続かない自分を責めてしまう背景には、 この“比較のしやすさ”が大きく影響しているのです。
続かない悩みは性格ではなく環境で生まれる
「続かないこと」を性格の問題と捉える人は多い(私もその一人)ですが、先ほども書いた通り実は、“自分だけの問題”ではないことがほとんどだったりします。
多くの場合、自分を取り巻く環境の影響がとても大きいとのこと。
- 仕事が忙しい
- 生活リズムが安定していない
- 疲れが取れていない
- 家の環境が整っていない
- 気持ちの余裕がない
こうした要因が重なると、 どんなに興味があることで続けるのは難しくなります。
忙しさや生活リズムが乱れていれば当然疲労回復が最優先になりますし、気持ちの余裕もなくなる…。
部屋が散らかって入れば目に入る情報が多くて落ち着かず集中もできなくなる…。
つまり、 「続かない=意志が弱い」ではなく、 「続けられる状態ではなかった」だけなのです。
続かない自分を責める前に、 まずは環境や心の状態を見つめることが大切だったのですね。
まずは「悩んでいる自分」を肯定するところから
続かない自分を責めてしまうと、 行動する気力そのものが小さくなってしまうもの。
だからこそ、 最初のステップは「責めないこと」 (これがなかなか難しい…)
続かない自分に悩んでいるということは、 “続けたい気持ちがある”という証拠でもあるとのこと。
この気持ちがあるだけで、 実はすでに前に進もうとしている状態なんだそうです!
続かない自分を否定するのではなく、 「悩んでいる自分を受け止める」ことから始めて、 心を少しずつ軽くいきたいです。
続かない自分は意志の弱さではない
続かない理由は“意志”ではなく、満足という自然な区切り
続かないとき、私たちはつい「意志が弱いからだ」と自分を責めてしまいます。 でも、よく振り返ってみると、続かなくなる理由は意志とは別のところにあることが多いです。
先ほど書いた、疲れから来る余裕のなさや環境の要因もありますが、ここではもう一つ私の事例を含めて紹介します。
以前、強い興味を持って始めたことでも、 ある日ふと「退屈だな」と感じてしまうことがありました。 そして、そのたびに「飽きっぽい自分が悪い」と責めていたのですが、よく考えてみると、 退屈に感じる頃には ある程度達成していることが多い と気づきました。
- やってみたかったことを一通り経験した
- 自分の中で「ここまでできたら十分」という基準を満たした
- 興味のピークを過ぎて、次の段階へ進む準備ができていた
こうした“満足の感覚”が心の中に生まれているからこそ、 次のことに興味が向くのは自然な流れなのだと思います。
続かないのは、 意志が弱いからではなく、 自分の中でひとつの区切りがついたから だったのですね。



満足の感覚は人によって違います。私も過去の経験から自分なりの区切りを探しているところです。
飽きることは「次のステージへ進むサイン」
そもそも、飽きることは悪いことではないんですよね。先ほどの“満足の感覚”を踏まえるとむしろ、飽きるという感覚は 「もう次へ進んでいいよ」という心のサインなのかもしれません。
私の例を挙げますと、カラーセラピーの活動をしていたときに 別のカラーセラピストさんと話す機会がありました。 その方は、カラーセラピーだけでなく星読み(占星術)もしていて、 その前はフラワーアレンジメントの講師として活躍していたとのこと。
つまり、ひとつのことを続けたあと、 自分の基準を満たしたら自然に次のステージへ進むというスタイルをしていたのです。興味が移ったからといって自分を責めるのではなく、 自然な流れとして次へ進む生き方ですね。
その話を聞いたとき、 「続けられない=劣っている」ではなく、 「満足したら次へ進む」という生き方もあるのだと気づきました。
続かない=ダメではないと知るだけで心が軽くなる
最初に書いたように、続かないと 「また途中でやめてしまった」 「自分は続けられない人間なんだ」 と思ってしまいますが、これでは自己否定を強めるばかりです。
「続かないこと」は決して“ダメなこと”ではありません。
興味が移り変わるのは自然なことですし、 そのときの自分に必要なものが変わっただけかもしれませんよね。
むしろ、 興味が移るたびに新しい世界を広げていけるのは、 とても柔軟で豊かな生き方なのではないでしょうか。
意志の強さより大切なものは「自分の基準」
さて、ここまで読んでいただいたことで、ほんの少しでも「続かないこと」に対する罪悪感が減ってきたのならとても嬉しいです。ですが、まだまだ自分を肯定しきれない人も多いはず。
ここからは「それでも私は続けられるようになりたいんだよ!!」と思う人に向けての考え方を紹介していきます。
前提として、物事を続けるために必要なのは、 強い意志ではなく 「自分の基準を知ること」です。
- どこまでできたら満足なのか
- どの段階で次へ進みたくなるのか
- どんなペースが自分に合っているのか
こうした“自分の基準”を理解していれば、 続けられなかったときに自分を責める必要がなくなりますよね。
私たちがこれまで感じてきた罪悪感や劣等感は、 決して本質ではありません。 ただ、 「続けることが正しい」という世間の基準に合わせていただけなのかもしれません。
本当は、 自分自身の基準で生きていいのです!



外から影響を受けた考え方を自分の本質と思ってしまっている…耳が痛いです。
続かない自分が生まれる“本当の原因”
興味の移り変わりは脳の報酬系によるもの
新しいことを始めるとき、 私たちの脳は「報酬系」と呼ばれる仕組みが働き、 ワクワクした気持ちや高い集中力が生まれます。一般的によく聞く「ドーパミン」という物質の働きによるものですね。
でも、このワクワクは残念ながら永遠には続きません…。 脳は刺激に慣れる性質があるため、 どんなに好きなことでも、時間が経つと熱量が落ちてしまうとのこと。
これは “脳の自然な反応”であって、 私たちの性格の問題ではありません。
つまり、「続かないこと」=「脳の自然な反応」とも言えます。
自信が揺らぐと行動が続きにくくなる
続かない自分を責めないように気を付けていても、ふとしたことで罪悪感や不安がぶり返すことも。
例えば、続かない経験が重なると、 「どうせまた続かないかもしれない」 「自分は続けられないタイプなんだ」 そんなふうに自信が揺らいでしまうことがあります。
この“自信の揺らぎ”こそが、行動を続けるうえで大きな影響を与えているのです。
- 途中でやめた経験が多い
- 周囲から「続かないね」と言われたことがある
- 自分の能力に自信が持てない
こうした経験が積み重なると、 新しいことを始める前にブレーキがかかってしまうんですよね。人は過去の経験をもとに未来を予測するため、 続かなかった経験が多いほど、 「続けられない自分」というイメージが強くなってしまいます。
私自身、過去に何かをやめようとしたときに「もったいない」と言われた経験があり、 その言葉が心の奥に長いこと残っていました。そしてそのせいで、 新しいことに興味を持っても罪悪感が生まれたり、その新しいことも続けられるか不安になり、さらに 「続けられない自分は劣っている」と感じてしまうことも…。
でも本当は、 自信とは「経験の積み重ね」で育つもの。
続かなかった経験があっても、 それは私たちの価値とはまったく関係ありません!むしろ経験値が増えてラッキーくらいに考えてもいいのです!
でも、過去の挫折はあなたの価値を決めるものではありません。 ただ、そのときの環境や心の状態が合わなかっただけです。
完璧主義が行動を止めてしまう仕組み
続かないことに対する罪悪感の原因に、「完璧主義」もあります。
完璧主義は、 一見すると「努力家」「真面目」という良いイメージがあります。でも、完璧主義が強すぎると、 行動を続けることが難しくなってしまうのです。
- 最初から完璧にやろうとしてしまう
- 少しできないだけで落ち込んでしまう
- 理想の自分と現実の自分の差に疲れてしまう
こうした状態になると、 行動そのものが重く感じられ、続ける気力が奪われてしまいます。
私は子供のころから【優等生でないといけない・そうでないと価値がない】と思い込んでいました。なので、始めたことは続けなければならないし、辛い仕事もなかなか辞められず結局心療内科にお世話になった経験があります。
私のように「続けられない自分はダメだ」と思い込んでしまうのも、 完璧主義の影響であることが多いです。
自分を責めると、 脳は「危険」「不安」といったストレス反応を起こします。その結果、 行動に必要なエネルギーが奪われてしまい、 続けるどころか、始めることすら難しくなります。
そして行動のハードルがどんどん高くなって行く…
続かない→自己否定→さらに続かない まさに、負のループです。
案外、続かないことそのものよりも、 “続かない自分を責める気持ち”のほうが、 心を重くしていたのかもしれません。
でも本当は、 続けることに完璧さは必要ないんですよ。
私たちのペースで、量で進めばいいのです!
図書館で偶然出会った一冊が、心の奥の悩みに触れた


さて、ここからは「続かないこと」に悩んでいた私に新しい考え方をくれた本の紹介をさせていただきます。
『マルチ・ポテンシャライト』との出会いが教えてくれたこと
図書館でふと手に取った 『マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法』。
この一冊は、私が長年抱えてきた「続かない悩み」や「興味が移る自分への罪悪感」に 静かに寄り添ってくれる本でした。
■「マルチ・ポテンシャライト」とは何か
さまざまなことに興味を持ち、多くの分野をクリエイティブに探究する人
ひとつの道を極めるよりも、 複数の興味を横断しながら、自分の世界を広げていくタイプ。 まさに「続かない」「興味が移る」ことに悩んできた私自身の姿と重なりました。
■著者自身も「ひとつに絞れない人」だった
著者のエミリー・ワプニックさんも、 やりたいことをひとつに絞れず、自分のユニークさに悩んでいた一人でした。
- 周囲に合わせなきゃいけない
- でも自分を表現したい気持ちがある
- 肩書に縛られることが苦しい
そんな葛藤を抱えながらも、 大学時代の経験をきっかけに 「自分のユニークさを売りにする」 という生き方へ進み、 同じように悩む人たちのサポートを始めたそうです。
この背景を知ったとき、 「興味が移る自分はダメじゃないんだ」 「ひとつに絞れないのは弱さじゃなくて特性なんだ」 と、心がふっと軽くなりました。
■本書は“自分の取扱説明書”のような一冊
本書では、著者だけでなく、 さまざまな分野で活躍するマルチ・ポテンシャライトな人たちの働き方が紹介されています。
自分のタイプを知るために過去を振り返る方法や、自分に合うプロジェクトを選択する方法、複数のプロジェクトを抱えたときの対処法、それぞれの興味をどう管理するか…などなど。
こうした内容が丁寧に書かれていて、 「自分にも当てはめられる」と感じる部分が多くありました。
まさに、 “興味が移る自分の取扱説明書” を手に入れたような感覚でした。
興味の熱量は“ガスコンロのバーナー”のように移り変わる
本の中で紹介されていた以下の例えは、私の心に深く響きました。
複数のプロジェクトはガスコンロの4つのバーナーのようなもの
激しく沸き立っている鍋もあれば、 奥でコトコト煮込まれている鍋もある。 どれも大切だけれど、熱量の高さはその時々で違う。
続かないと思ったことも、全く興味がなくなったわけではないものもあります。時間が経ってから再開することもあるし、規模を小さくして進めることも。
ガスコンロの上の料理が完成すれば、また新たな料理に取り掛かる。そう、ただ熱量が変わっただけなんです。
「退屈」は次のステージへ進むサイン
本の中で 「マルチポテンシャライトが“そろそろ次へ”のサインとして挙げるのが退屈」 という言葉がありました。
これはまさに、先ほど書いた“満足の感覚”と脳の報酬系の話に通じています。
私の例えを挙げると、転職の理由がまさにこれだったと気づいたことでしょうか。
派遣の仕事をしていた時、仕事にも慣れて新しい刺激がなくなったことと、これ以上同じ職場で働いていても正社員にはなれないポジションだったため成長の実感が薄れてきたときに、まさに退屈と感じていました。
こうした“退屈”の感覚は、 「飽きっぽい」ではなく、 次のステージへ進む準備ができたサイン だったのです。
結果的に私は正社員で就職できる職場を探して転職活動を行い、現在職に就きました。
そういえば、服の好みが変わるときも、 推しが変わるときも、 興味が移るときも、 いつもこの「退屈」が静かに訪れていたと思います。
退屈は悪いことではなく、心が「次へ進んでいいよ」と教えてくれているだけなのですね。
「仕事=自分」ではないという気づき
もう一つ本書の中で特に心に残ったのが、以下の言葉です。
仕事はあなたの表現方法にすぎない。 仕事はあなたそのものではない。
正直、肩書があると安心する気持ちは確かにあります。 私自身も、カラーセラピーをしていたとき、 「カラーセラピスト」という肩書が自分を支えてくれていた時期がありました。
でも、肩書は“自分のすべて”ではありません。
人生には、 仕事以外にもたくさんの場面があります。
推し活 ・趣味 ・人間関係 ・日々の生活 ・小さな喜び ・新しい挑戦…
こうしたすべてが「私」という存在を形づくっています。
肩書が変わっても、 興味が移っても、 続かないことがあっても、 私たちの価値は何ひとつ減りません。
むしろ、 興味の幅が広いこと、 熱量が移り変わること、 新しいことに挑戦できること—— それらは私たちの魅力そのものです!
続かない自分を受け入れると、生き方が軽くなる
自分に合う働き方を知ると、心が安定する
『マルチ・ポテンシャライト』では、 複数の興味を持つ人がどんな働き方をすると心地よく生きられるのか、 4つのワークモデルが紹介されています。
その中で、私が一番しっくりきたのが 「アインシュタイン・アプローチ」 でした。
私が一番しっくりきた「アインシュタイン・アプローチ」
■アインシュタイン・アプローチとは
生活を支える安定した収入を得ながら、 その上で別の情熱を追求する時間とエネルギーを確保する働き方。
読んだ瞬間、 「これ、私のことじゃん!!」と思いました。
私は、とにかく真面目人間なのと人より不安を感じやすい性格なので、で安定性と日課があるとうまくやれるタイプでして…
- 毎日同じ時間に働く
- 生活のリズムが整う
- 収入が安定している
- 仕事の役割が明確
こうした“柱”があることで心に余裕が生まれ、 その余裕があるからこそ、 趣味や副業など儲けになりにくい部分にも挑戦できます。
■“程よい”本業があるからこそ広がる世界
本業の中でさまざまな業務をこなして満たされる人もいれば、 本業はシンプルだからこそ、 趣味や副業で多方面に活躍する人もいます。
私は後者に近くて、 本業が安定しているからこそ、 こうしてブログを書いたり、カラーセラピーをしたり、 推し活を楽しんだり、 その時々で熱量が高いものに取り組めています。
他のワークモデルも「選択肢」として知っておきたい
本書では、アインシュタイン・アプローチ以外にも 3つのワークモデルが紹介されています。
あなたがどれに近いかを知るだけでも、 「続かない自分」への見方が変わるはずです。
■① グループハグ・ワーク
ひとつの多面的な仕事に携わり、 職場で多くの役割を担い、いくつもの分野を行き来する働き方。
例: 会社の中で企画も広報もデザインも担当する 、ひとつの職場で複数の専門性を発揮する。「一つの仕事の中に多様性がある」タイプ
■② スラッシュ・アプローチ
複数のパートタイムや小さな仕事を掛け持ちし、 日常的にその間を飛び回る働き方。
例: 平日は事務、週末はカフェスタッフ ・ライター/講師/デザイナーのように肩書が複数 。「複数の仕事を同時に持つ」タイプ
■③ フェニックス・アプローチ
数ヶ月〜数年単位で業界を切り替え、 新しいキャリアを次々とスタートさせる働き方。
例: 数年ごとに全く違う職種へ転職 ・新しい業界に飛び込むことが苦にならない。「キャリアを周期的に再スタートする」タイプ
ワークモデルは“ひとつに絞らなくていい”という安心感
本書では 「ワークモデルだって一つではない」 と述べられています。
マルチ・ポテンシャライトな人は、 ひとつの型に収まらないからこそ魅力がある!
・アインシュタイン × スラッシュ ・グループハグ × フェニックス ・時期によってモデルが変わる
こんなふうに、 自分の働き方を自由にカスタマイズしていいのです。
「続かない自分」を責める必要はなくて、 むしろ、 興味が移るからこそ、働き方も柔軟に選べる。
今の時代、いろんな働き方があってもいいのではないでしょうか。
まとめ──続かない自分は「欠点」ではなく、人生を広げる力


好きの熱量は変化する。それは自然なこと
ずっと好きでいられるものがあるのは、とても素敵なことです。でも同時に、好きの熱量には波があり、変化があるのも自然なこと。
世間一般的には、一つのことを極めることが美徳とされていますが、人生のステージが変われば、 心の余裕も興味の方向も、求めるものも変わっていきます。
『マルチ・ポテンシャライト』は、 その変化を「悪いこと」ではなく 多くの潜在能力(ポテンシャル)を」持っている人と述べています。
つまり、多方面への興味を“自身の豊かさ” として肯定してくれている、そんな風に感じる本でした。
- 続けられない自分を否定する必要はない
- 新しいことに興味を持つのは今のことが一区切りついた合図
- 色々なことが気になるのはポテンシャルが高いことである
- 飽きるのは脳の自然な反応
興味が移ることは、人生を広げるサイクル
仕事や収入に繋がればもちろん嬉しいけれど、 そこまで辿り着けなかったとしても、 その経験は決して無駄ではありません。
学んだこと・経験したこと・感じたこと・好きだった時間…
こうしたすべては、 人生のどこかで必ず役に立ちます。
そして何より、 「収入に繋がるまで続けなきゃいけない」 というルールは存在しない。
あなた自身が決めた“満足のライン”に達したなら、 そこで区切りをつけて次へ進んでもいい。
次に進むときは、 これまでの経験をすべて含めてスタートできる。 それが、マルチに生きる人の強みです。
続かない自分を受け入れると、生き方が軽くなる
続かない自分を責めていた頃は、 「また途中でやめてしまうかもしれない」という不安がつきまといました。
でも、興味が移ることを “選び直す力” として受け入れられるようになると、 生き方が驚くほど軽くなります。
熱量は変わってもいいし、退屈し始めたらは次のステージのサインです。
こうした視点を持つだけで、 自分に優しくなれます。
私たちの人生は、ひとつの道だけでできていない
これまで興味を持ったすべてのこと、 続いたものも、続かなかったものも、私たちの人生の一部です。
そしてそのどれもが、 自身の世界を広げてきた大切な経験。
続かない自分は、 欠点ではなく、 ”私たちの人生を豊かにする力” なのです。










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